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『あおり運転』の摘発急増!年間1万件!!

記事のポイント

どうも、煩悩パパです。

 皆さんは、「煽られたこと」や「煽ってしまった」なんて経験がありますか? 

 「あの人は車を運転すると人が変わる」なんて話をよく耳にしますが、普段から温厚そうな人が急に「カーッ!!」となることがありますよね。私も前の車がノロノロ運転をしたりフラフラ運転をしたりされると、つい「遅いなー。」なんて、子を持つパパなのについつぶやいてしまうことがあります。そんな自分に気づいて、自己嫌悪にかられています。

 

 でも、世の中には、どうしても怒りを治めることができない方がいるようです。すると、それが『あおり運転』という行動になってしまうんですね。

 

 『あおり運転』は非常に危険な交通違反行為ですし、攻撃的な行為ですからどんな理由があっても、やってしまったら加害者となります。

 

 人は自分の気持ちをコントロールすることが必要です。科学的に、人の『怒りの感情』のピークは6秒だと解明されています。つまり、気持ちを6秒間抑えることができれば、『怒りの感情』はピークを越え、急降下して、気持ちが落ち着いてくるらしいです。

 

 みなさんも、普段の生活の中で、頭に来て「カーッ!」っとなることがあったら、心の中で1・2・3・4・5・6とカウントして、深呼吸してみましょう。腹の中の怒りがスーっと口から退散しますよ。「短気は損気」です、身を滅ぼします。

 

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全日本交通安全協会が挙げる「あおり運転」の該当行為

 あおり運転」という言葉を見たり聞いたりした時、皆さんはどんなシーンを想像しますか? 前走車に対してパッシングをしたり、車間を詰めたりして威圧感を与える、文字通り「煽る」行為を想像する人も少なくないでしょう。

 全日本交通安全協会の「交通教本」(免許更新の講習を受ける時などに配布される教本)によると、以下の7つが「あおり運転」に該当するそうです。

1.車間距離保持義務違反(道交法第26条)

 車間距離保持義務違反は平成21年から罰則が強化され、違反点数は1→2点、反則金は6000円→9000円(普通車)に上がりました。以前は今ほど、「あおり運転」について問題視されていませんでしたが、適切な車間距離を取らないことで起こる追突事故がより危険視されたことで罰則強化となりました。

 あおり運転となる運転の態様は、「前方の自動車に著しく接近し、もっと速く走るよう挑発する」行為のことで、車間を詰めて文字通り「煽る」行為をさします。取り締まりが強化されたこともあり高速道路における違反としては、速度違反やシートベルト非装着、通行帯違反などに続いて例年上位にランクインしています。あおり運転とされる7つの中では最も多い違反となります。

2.急ブレーキ禁止違反(第24条)

 急ブレーキは通常、危険を回避するために掛けるブレーキのことで、正当な理由がない急ブレーキは違反行為となります。とくに、後続車に対して威圧感、恐怖感を与える嫌がらせを兼ねた急ブレーキは「あおり運転」に該当します。

3.進路変更禁止違反(第26条2-2)

 急な進路変更は大変危険です。ウィンカーを出さずに突然進路変更を行った場合、後続車は急ブレーキや急ハンドルで進路変更を余儀なくされますが、後続車にこのような回避行動をとらせてしまうような行為は「あおり運転」になります。

4.追越しの方法違反(第28条)

 追越しとは追い越そうとする車の右車線に移動して、追抜いたあと再び元の車線に戻って、その車の前に出ることですが、右側からではなく「左側から追越しすること」が違反行為となります。

 例えば追越し車線を遅い車が走っていて進路を譲ってくれないような場合、左車線(走行車線)から追越しをするのは違反になります。ノロノロ走っている車がどいてくれないから仕方なく左側から追越すのは「追越しの方法違反」になってしまいます。煽っているわけじゃないのに? と、納得いかないと感じる人もいるでしょうけれど、気を付けましょう。

5.減光等義務違反(第52条-2)

 これは、「夜間、他の車両の交通を妨げる目的でハイビームを継続する」ことです。つまり、前を行く遅い車が進路を譲ってくれないような場合、ヘッドライトをハイビームにして気づいてもらうような場合も違反となります。「ハイビームを継続」と書いてあるので、軽く2,3回パッシングする程度なら問題なさそうです。

6.警音器使用制限違反(第54条2)

 警音器とはクラクションのことです。執拗にクラクションを鳴らして、嫌がらせをしたり、威嚇したりという行為は、もちろん「あおり」でもあり、違反になります。

7.安全運転義務違反(同第70条)/ 初心運転者等保護義務違反(第71条5-4)

 あおり運転によくある嫌がらせ行為のことで、車体を極めて接近させる幅寄せ行為を行うことなどが、これに当たります。とくに、若葉マークを付けた初心者に対しては絶対やってはいけない行為です。

 

知らずにやってしまいそうな違反は?

  とくに気を付けたいのは、前述7つの違反のうち、1番の「車間距離保持義務違反」と4番の「左側からの追い越し」です。他はいずれもかなり明確な悪意があり、意図的にやる嫌がらせ行為と言えるので良識あるドライバーとは無縁の行為です。

 しかし、車間距離については期せずして車間が詰まってしまうこともありますし、先行車が「後ろの車が近づいてきて怖い」「威圧感を感じる」などという理由で通報されるケースがないとは言えません。

 また、なかなか進路を譲ってくれない車が追越し車線を走っているような場合、パッシングや接近をするとあおり運転となるので、静かに左側から追越して行く車も高速道路上で、実際よく見かけます。

 進路を譲らない車が悪いのは確かですが、左側からの追い越しも「あおり運転」として取り締まりの対象になる場合があるので要注意です。 

 

対象車の前に出て進路を塞ぐような嫌がらせ行為も煽りでは?

  前述した7つの運転態様の他に、あおりの標的となった車の前に出てわざとゆっくり走ることを繰り返し、(標的となった車が車線を移動すれば、それに合わせて同じく移動して進路妨害を続けるなど)最終的に本線上に車を停めさせる行為は、悪質なあおり行為になりますが、これら7つの中には入っていません。そこで、違反者講習の講師に聞いてみました。

――進路を塞いで嫌がらせをする行為はあおり運転とはならないのでしょうか?

 対象車の前に出て進路を妨害したり、本線上に停めさせたりする行為に至るまでに、必ずここに挙げられる7つのなかのあおり行為をしているはずです。その意味もあり進路妨害に関する運転態様はこの7つの中に入っていません。(神奈川県運転免許センター違反者講習講師)

 ちなみにあおり運転と認められる場合は、累積点数がなくても「危険性帯有者」として一発免停になることもあります。煽るつもりはなくても、ついやってしまいがちな運転もありますので、お気をつけください。

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あおり運転はどんな状況で起こり得る? あおりの標的にならないための運転術とは


 ■あおる側の心理から、あおられない運転を考える

 警察はあおり運転への罰則を強化し、最近ではヘリコプターによるあおり運転摘発も行われるようになりました。また、「高速道路上であおられたらSAPAに避難して通報する」「本線上では絶対にクルマを停めない」「あおりの挑発に乗らない」など、「あおられたときの対応策」も浸透しつつあります。しかし、あおり運転はなかなか減っていないのが現状です。

 そもそも、あおり運転を繰り返すクルマは、「罰則が強化されたからあおり運転はやめよう」など素直に引き下がることは期待できないでしょう。一番よいことは、「あおられない」ことです。あおり被害に遭うクルマは、(理不尽な場合もありますが)何かしら、相手を激高させる原因を作っている場合も少なくありません。あおられやすい人、特に運転に不慣れな初心者や運転に自信がない女性ドライバーに向けた「あおりの標的にならないための運転術」はないのでしょうか。

 そもそも、あおり運転はどんな状況で起こるのでしょうか? 数多くのTV番組に出演されている交通事故鑑定の国内第一人者、交通事故鑑定ラプター 中島博史氏に教えていただきました。


――あおり運転はどんな状況で起きることが多いのでしょうか?

 あおる側の心理で整理してみると、以下の3つに分析できるのではないかと思います。

(1)自分のしようとしていた操作を妨げられたとき→特に急いでいるときには遅いクルマが邪魔に思える。合流させてくれなかった。右左折の優先順が守られなかった(ことで自分が後ろになった)。

(2)侮辱された・あおられたと思ったとき。※勘違いや思い込みも含みます→ハイビームで近づかれた。車間距離が狭すぎる状態が続いた。割り込まれた等。

(3)あおり運転自体を好んでいる場合→初心者・女性・自車よりも小さい(格が低い)クルマを狙うケースが多いですね。


――あおられないように気を付けることはありますか?

 簡単に言うと、上記1-3の状況にならない(そう思われないように)ようにすればよいわけです。女性や初心者の場合、とくに初心者で運転に自信がないように見せない工夫ということです。


■一番右の追い越し車線を走り続けない運転を
 高速道路には一部対面通行の場所を除いて、走行車線と追越し車線があります。路肩に近い方が走行車線で、一番右が追越し車線です。そして、あおり運転の多くは追越し車線で発生しています。

 本来、追越し車線は、「追越しをするための車線」なので、追越しが終わったら速やかに走行車線に戻らないといけません。走行車線側が混んでいる場合などを除いて、追越し車線を走り続けて良いのはおおむね2キロです。

 しかし、実際は走行車線がガラガラに空いていても、追越し車線を走り続けるクルマがたくさん見られます。ちなみに、追越し車線を走り続ける運転は「通行帯違反」となり、道交法第27条には「追いつかれた車両の義務」もあります。追越し車線で後続車に追いつかれたら道を譲らなくてはなりません。

 あおりの標的になりやすいのが、この追越し車線を特に遅いスピードで走るクルマです。後続車の状況に気づかない、そもそも追越し車線本来の意味を知らないクルマもいるでしょう。あおるクルマを擁護するわけではありませんが、周囲の状況に鈍感で追越し車線をノロノロ走り続けるようなクルマはあおりの標的になりやすいです。


■周りの空気を読む運転を心がける

 上手な運転をする人は周囲のクルマの動きに敏感です。前を行くクルマ、後ろを走るクルマのドライバーの姿や表情が見えなくても、クルマの動きや周囲の雰囲気だけで、そのクルマが「どうしたいのか?」「どこに行きたいのか?」が分かるといいます。

 ルールを守る走行はもちろん大事なことですが、クルマの運転は前だけを見て法定速度で走っていればいい、というものではありません。先日、筆者(加藤久美子)が東名高速道路を御殿場方面に向かって走っているときに、気になるクルマがいました。追越し車線を微妙な速度(100km/h区間を90km/hくらい)で走り続けており、そのクルマの後ろには何台かクルマが続いていました。

 中にはパッシングをしているクルマもいましたが、まったく気づかない様子で後続車は仕方なく走行車線から抜いていました。周りの交通状況を把握し、流れに乗った走りができるドライバーはあおりの標的になることは少ないと感じます。

 ちなみに、そのクルマのドライバーを横目にみてみたら、大きなツバがついた(麦わら帽子タイプ)帽子を被った女性がハンドルにしがみつくような姿勢で運転していました。そんな帽子を被ったままでは周囲のクルマの動きに気づくはずもなく、もちろん、安全確認等できないでしょう。


■運転姿勢、ハンドルの握り方、いかにも「運転が不慣れ」は標的になりやすい?

 標的になりやすいのは物理的にも精神的にも初心者や運転に不慣れなドライバーである場合が多いとも聞きます。運転になれるまでは実際仕方ないとしても、「ヘタそう」に見せない工夫をすることも自衛のために大切です。

 例えば、運転姿勢に関しては、ハンドルは「(アナログ時計の針で)10時10分の位置」など上の方ではなく、9時15分の位置より下の方が良いです。しがみつくような形で握るのは、急な回避ハンドル操作にも支障をきたします。

 背中はしっかりシートの背もたれに着けます。初心者ドライバーの方は、特に前をよく見ようと前のめりの姿勢になりがちです。

 また、ブレーキの踏み方にイラつく後続車もいることを覚えておきましょう。危険回避のためにブレーキをかけることはもちろん重要ですが、適正ではないブレーキを踏む(=ブレーキランプを点灯させる)ことは、周囲のクルマに様々なストレスを与えます。

 あおり運転は理不尽で卑劣な腹立たしい犯罪行為ですが、あおりの標的にならないよう自衛することも大切です。怪しいクルマは動きを見ていればだいたいわかります。間違ってもそんなクルマの前に割り込んだり、逆に割り込みを拒否したりはしないように。そして、追越し車線の意味を理解し、後ろにつかれたら速やかに道を譲りましょう。最後までお付き合い頂きありがとうござます。  

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みんなのコメント

  • 「高速道路の追い越し車線で、退け!退け!とばかりに右ウインカーをつけて煽られると怖くて事故にあいそうですぐに退けません」
  • 「私の車の前に無理やり入り、延々と徐行運転。抜こうとするとスピードを上げて進路妨害。お前は急いでたんじゃないのか!?
  • 「先日、後ろから軽自動車の黒いヤンキー車に煽られました。並走された時に顔を見てみたら、若い女性ドライバーでした。(驚)」

 

さいごに

 人間は自分の心に余裕がないと人にやさしくはできないですよね。

 私はこう考えています。おそらく、人間には器があって、それには入る容量が決まっている。だから、自分のことで器がいっぱいの時には、他の人が入れる余裕がないのではないでしょうか。

 運転も同じことで、自分の心に余裕があれば、急に自分の車の前に入られたたとしても、怒らずに許せるのではないでしょうか。

 すべては自分自身の心持ち次第ですね。本当に、「短気は損気」です。

 

 最後までお付き合い頂きありがとうございました。